現在、自分の車はスピーカーをすべてフロントに集中させています。そのため、リアドアのスピーカー配線はどこにもつながっていません。そのままでも特に困らないのですが、使っていないリアスピーカーが付いたままになっているのが、どうにも自分の気が済みません。そこで、リアドアのスピーカーを取り外すことにしました。
ただ、スピーカーを外すと、ドアにはスピーカー取り付け用の大きな穴が残ります。防振材などを貼って塞いでしまう方法もありますが、あとでリアスピーカーを再び使いたくなったとき、元に戻すのが大変です。そこで考えたのが、取り外しできるフタを作る方法です。今回は、余っていたスピーカー用のバッフルボードを利用して、アクリル板と吸音材を組み合わせたフタをDIYで作ってみました。
余っていたバッフルボードを利用

家に余っていたスピーカー用のバッフルボードです。以前使っていたものなので、ドアに固定するためのネジ穴がすでに開いています。今回は、このバッフルボードを再利用します。スピーカーを固定するネジ穴に合わせてフタを作れば、同じ場所にネジで固定できます。バッフルボードの直径は約17cmです。円形の板を探したところ、直径18cmのアクリル板が見つかりました。少し大きめですが、今回はこれをフタとして使うことにします。
アクリル板をバッフルボードに固定

アクリル板には傷防止用の剥離紙が貼られているので、まずは剥がさずに使用します。バッフルボードの上にアクリル板を置き、位置がずれないようにマスキングテープで固定しました。この状態で、バッフルボードに開いているスピーカー固定用のネジ穴からドリルを入れ、アクリル板にも同じ位置で穴を開けます。
アクリル板にネジ穴を開ける

バッフルボードのスピーカー固定用ネジ穴に合わせて、アクリル板にも穴を開けました。最初は直径2mmのドリルを使用しました。しかし、手持ちのネジにちょうどいい細さのものがなかったため、最終的には3mmまで穴を広げています。これで、アクリル板をバッフルボードへネジで固定できるようになりました。
アクリル板を使って吸音材の型を作る

一度、アクリル板をネジでバッフルボードに固定します。そして、アクリル板の剥離紙に、バッフルボードの内周に沿って白線を書きました。この白線を、吸音材を切り出すための型として使います。アクリル板だけでもスピーカー取り付け穴を塞ぐことはできますが、今回はもうひと手間加えます。アクリル板の内側に吸音材を貼り、音が抜けるのを抑えることにしました。
スピーカー用の吸音材を使用

今回使用する吸音材です。本来はスピーカーの背面などに貼り付け、スピーカー裏から出る音を抑えるために使うものです。スポンジの下にはゴム系の防振材も入っています。今回はこれを、リアドアのスピーカー取り付け穴を塞ぐために利用します。
吸音材をバッフルボードの形に合わせてカット

先ほどアクリル板から剥がした剥離紙を、吸音材の剥離紙の上に貼り付けます。そして、アクリル板に書いた白線に沿って吸音材をカットします。これなら、バッフルボードの内側に合わせた形で、簡単に吸音材を切り出せます。わざわざ細かく寸法を測る必要がないので、こういう方法はDIYでは便利です。
アクリル板に吸音材を貼り付ける

切り出した吸音材を、アクリル板の内側に貼り付けました。多少隙間ができてしまったので、バッフルボード側にも薄いスポンジテープを貼り、隙間を埋めています。これで、アクリル板だけで塞ぐよりも、スピーカー取り付け穴から音が抜けるのを抑えられる構造になりました。
フタ付きバッフルボードが完成

完成した状態です。表から見ると、アクリル板がバッフルボードにネジで固定されています。このネジ位置は、もともとスピーカーを固定するためのものです。そのため、このバッフルボードをリアドアに取り付ければ、リアスピーカーを使わないときは今回作ったフタで開口部を塞ぐことができます。そして、再びリアスピーカーを使いたくなったときは、フタを外してスピーカーを取り付ければOKです。完全に塞いでしまうのではなく、必要になったときに元へ戻せるようにしたところが今回のポイントです。
実際にリアドアへ取り付けてみた

完成したバッフルボードを、実際にリアドアへ取り付けてみました。もともとリアスピーカーを取り付けていた場所なので、バッフルボードはそのまま取り付けることができます。取り付けると、スピーカーを外した部分に大きな開口部が残ります。ここへ、今回製作したフタを取り付けます。
フタを取り付けて完成

バッフルボードにフタを取り付けました。これで、リアドアのスピーカー取り付け穴を塞ぐことができました。フタはネジで固定しているだけなので、リアスピーカーを再び取り付けたくなったときは、ネジを外してフタを取り外せます。
これで、使っていないリアスピーカーを撤去しながら、必要になったときには元の状態へ戻せるようになりました。しばらくはこの状態で、リアドアのスピーカー取り付け穴を塞いでおこうと思います。
※ 今回、使用した部材はこちらです。
※ 他にこんなアイデアもあります。



