はじめに
カロッツェリアのパワードサブウーファー TS-WX140DA をワゴンR(MH95S)の運転席下へ取り付けたので、その方法を紹介します。サブウーファーはシート下へ設置するイメージがありますが、ワゴンR(MH95S)は少し事情が違います。運転席下には後部座席用のエアコンダクトが通っているため、スペースはあるのにダクトが邪魔をして、そのままではTS-WX140DAを置くことができませんでした。自分も最初は「そのまま入るだろう」と思っていましたが、実際に合わせてみると、エアコンダクトに当たり、まったく収まりませんでした。そこで今回は、エアコンダクトを避けて、運転席下へ設置できた方法を紹介します。
この記事で分かること
- ワゴンR(MH95S)の運転席下へTS-WX140DAが取り付けられない理由
- エアコンダクトを避けて設置する方法
- ガッチリ固定する方法
- 実際に取り付けて感じた音質の変化
ワゴンR(MH95S)は運転席下にエアコンダクトがある
TS-WX140DAは高さ約7cmの薄型設計なので、多くの車種ではシート下へ設置できます。ところが、ワゴンR(MH95S)の運転席下には後部座席用のエアコンダクトが通っており、このダクトがちょうどサブウーファーと干渉します。十分なスペースはあるのですが、中央に出っ張ったエアコンダクトが邪魔です。無理に押し込めばダクトを潰してしまいますし、送風性能にも影響が出る可能性があります。せっかく快適装備として付いているものなので、自分はダクトを加工する方法は選びませんでした。

ダクトをまたぐための土台を製作
考えた結果、ダクトより高い位置へサブウーファーを載せればいいという結論になりました。そこで木材を使って土台を製作し、その上へTS-WX140DAを固定することにしました。こうすることで、エアコンダクトをまたぐような形で設置できます。ダクトへ荷重が掛かることもなく、見た目も違和感なく収まりました。実際にシートを前後へスライドさせても干渉はなく、普段使いでも問題ありません。

ガッチリ固定するためにカーペットを加工
サブウーファーは意外と重量があります。土台をマジックテープなどで固定しただけでは、急ブレーキやカーブでズレる可能性がありますし、ガッチリと固定した方がより低音を出しやすいです。そこで自分は、カーペットを必要最低限だけ切り抜き、車体へ土台を接着しました。車体へ直接固定することで非常に安定し、走行中にズレることはありません。それに、サブウーファー本体が余計に動かなくなることで、振動エネルギーが逃げにくくなり、低音が引き締まるはずです。カーペットを切ることに抵抗がある方もいると思いますが、シートの下で目立たないので、自分は結果を最優先しました。

アースポイント探しにも苦労した
TS-WX140DAは電源・アース・スピーカーラインを接続するだけなので、配線自体はそれほど難しくありません。でも、アース線の接続先は結構悩みました。近くのボルトを利用する方法も考えましたが、導通が十分か判断できません。そんな時、キックパネルを取り外したところに純正のアースポイントを発見。純正アースポイントならメーカーが最初から電装品用として設計している場所です。導通が不明なボルトを探すより安心して使用できます。

固定したら振動が強すぎた
早速、お気に入りの曲を視聴したところ問題が発覚。しっかり固定したことで、低音の振動がお尻へ直接伝わるようになったいたのです。運転席下への設置なので当然といえば当然ですが、振動が強すぎて音量を上げにくい状態になってしまいました。低音を強化するために取り付けたのに、振動が気になってボリュームを下げるという本末転倒な状況です。その時の印象は、「ドンドン」という硬い低音でした。
防振材を追加して音を調整
そこで固定部分へ防振材を追加しました。構造は、
サブウーファー
↓
面ファスナー
↓
防振材
↓
面ファスナー
↓
木製スペーサー
↓
防振材
↓
車体
という構成です。この変更によって車体へ伝わる余計な振動が減少しました。結果として低音の印象も変化します。防振前は「ドンドン」、防振後は、「ボンボン」という印象です。私は体育館でバスケットボールが床ではずむような、適度に空気感のある低音が好みなので、防振後の音の方が気に入っています。音圧感だけを求めるなら固定重視もありですが、音楽を気持ちよく聴くという意味では、防振材を追加して正解でした。
実際に音はどう変わった?
いろいろな曲を聴いていて驚いたのは、「低音が増えた」だけでは終わらなかったことです。ドアスピーカーだけでは再生しきれなかった低音域をTS-WX140DAが担当することで、音全体に厚みが生まれました。意外だったのはボーカルです。低音を追加しただけなのに、ボーカルの輪郭が以前よりもシャープになりました。低音が締まったことで、中高音が埋もれなくなったからではないでしょうか。ドラムも印象が変わりました。今までは「タンッ」という衝撃音が中心でしたが、取り付け後は身体に響く「ボンッ」という振動音に変わり、音に迫力が生まれました。

まとめ
ワゴンR(MH95S)は運転席下にエアコンダクトがあるため、TS-WX140DAをそのまま設置することはできません。しかし、土台を製作してダクトをまたぐように設置すれば、ダクトを避けてガッチリ固定できます。取り付け後は低音の迫力が増すだけでなく、ボーカルの輪郭や音全体のまとまりも良くなり、普段聴いている音楽がワンランク上のサウンドになりました。
- MH95SへTS-WX140DAを取り付けたい
- 運転席下へ設置したい
- エアコンダクトが邪魔で困っている
- シート下サブウーファーの音質を改善したい
こんな方の参考になればうれしいです。
※ 今回、紹介したカロッツェリアのパワードサブウーファー。
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※ 購入を検討している方へ、使用感や音質を詳しく紹介しています。

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