現在の自分のカーオーディオは、carrozzeria DMH-SZ700を中心に、フロント2WAY+サブウーファーという構成になっています。スピーカーを交換して終わりではなく、ドアの施工や配線、クロスオーバー、タイムアライメント、イコライザーまで、自分でいろいろ試しながら音を作ってきました。今回は、現時点でのシステム構成と、現在の設定をまとめておきます。
システム構成
ヘッドユニット carrozzeria DMH-SZ700
ヘッドユニットには carrozzeria DMH-SZ700 を使っています。ネットワークモードを使用して、フロントウーファー、ツィーター、サブウーファーをそれぞれ個別に調整しています。主に使っているのは、クロスオーバー、タイムアライメント、13バンドイコライザーです。
フロントウーファー carrozzeria TS-C1730SII
ドアスピーカーには、carrozzeria TS-C1730SII のウーファーを使用しています。付属ネットワークは使わず、DMH-SZ700から直接配線して、ヘッドユニット側でネットワークを組んでいます。せっかくスピーカーを交換するなら、取り付けもしっかりやりたい。ということで、ドアにはいろいろ手を入れています。
- ドア内張りの制振・防音
- 防水シートの補強
- スピーカー周辺のポイント制振
- 金属製バッフル
- 硬質樹脂スペーサー
- スピーカー裏への制振・拡散シート施工
- スピーカーケーブルの直接配線
スピーカーを固定する部分は、できるだけしっかりさせています。ドアは思っている以上にいろいろな場所が振動するので、不要な振動を抑えながら、スピーカーがきちんと動ける環境を作ることを意識しています。
ツィーター carrozzeria TS-T740
ツィーターには carrozzeria TS-T740 を使っています。取り付け場所は、ダッシュボード上の純正ツィーター位置です。付属のハイパスフィルターを使用しています。
サブウーファー carrozzeria TS-WX140DA
サブウーファーには carrozzeria TS-WX140DA を使っています。運転席シート下に設置して、車体に固定しています。コンパクトなシート下タイプですが、自分のシステムではかなり重要な存在です。
現在の設定
現在のクロスオーバー設定は、以下のようにしています。
フロントウーファー
- ハイパス:80Hz(-24dB/oct)
- ローパス:5,000Hz(-24dB/oct)
ツィーター
- ハイパス:4,600Hz(-12dB/oct)
サブウーファー
- DEEPモード
- ローパス:50Hz(-12dB/oct)
設定値だけを見ると、各ユニットの担当帯域がきれいに分かれているように見えます。ただ、実際にはクロスオーバーのスロープに沿って徐々に減衰していくので、設定周波数でバッサリ切れるわけではありません。そのため、数字だけで判断せず、実際に音を聴きながらバランスを確認しています。
タイムアライメント
タイムアライメントは、各スピーカーから運転席の耳までの距離を基準に設定しています。車の場合、左右のスピーカーまでの距離が違うので、そのままでは左右の音が同じタイミングで耳に届きません。そこで時間差を補正して、ボーカルが自然な位置に定位するように調整しています。ただ、距離を測って数値を入力すれば終わり、というわけでもありません。実際に音を聴いてみると、ほんの少し数値を変えただけでもボーカルの位置や音場の広がりが変わることがあります。このあたりは、最終的には耳で確認しながら微調整しています。サブウーファーについても、音量だけではなく、フロント2WAYとの時間的なつながりを意識しています。
イコライザー
イコライザーは13バンドを使用しています。基本的には、音を派手に変えるためではなく、車内で発生する周波数特性の偏りを整える目的で使っています。車内では、スピーカーから出た音がガラスやダッシュボード、シートなどで反射するため、家庭のオーディオとは違ったクセが出ます。そのため、スピーカー自体が良くても、車内で聴いたときにそのまま理想の音になるとは限りません。自分は実際に聴きながら、気になる帯域を少しずつ調整しています。
現在の音の印象
現在は、かなりバランスが取れてきました。自分が聴いていて感じるのは、
- 中低域は締まりがあってレスポンスが良い
- ボーカルの定位が安定している
- 高域は自然に伸びている
- 高音の細かな音が聴き取りやすい
- サブウーファーは出しゃばらず、低域を自然に補っている
といったところです。特にサブウーファーは、「ここからサブウーファーが鳴っています!」という感じにはしたくありません。低音を増やすことだけを目的にするのではなく、フロント2WAYだけでは足りない低域を自然に補ってもらうイメージです。運転席で聴いていてサブウーファーの存在を強く意識しないけれど、オフにすると何か物足りない。自分としては、このくらいのバランスがちょうどいいと思っています。
現在のセッティングについて
今のところ、大きな不満はありません。普段聴いている曲も気持ちよく聴けていますし、以前に比べると「もう少し何とかしたい」と思う部分もかなり減ってきました。とはいえ、カーオーディオは一度設定したら終わり、というものでもありません。タイムアライメントを少し変えてみたり、クロスオーバーを動かしてみたりすると、それだけでも音の印象が変わります。「こっちのほうがいいかも」と思って設定を変えて、しばらく聴いてみたら「やっぱり前のほうが良かった」と戻すこともあります。でも、こうやって試行錯誤できるのもDIYカーオーディオの面白いところです。
まとめ
現在の自分のカーオーディオは、carrozzeria DMH-SZ700を中心に、TS-C1730SII、TS-T740、TS-WX140DAを組み合わせた2WAY+サブウーファー構成です。スピーカーの取り付けや配線から、クロスオーバー、タイムアライメント、イコライザーまで、自分で少しずつ手を入れてきました。高価な機材へ交換することだけがカーオーディオではなく、今ある機材をどう組み合わせて、どう調整するかを考えるのもDIYの楽しみだと思っています。取り付けを変えて、設定を変えて、実際に聴いてみる。そして「こっちのほうがいいな」と思ったら、また少し調整する。自分はこの繰り返しが結構好きです。今後、システム構成や設定を変更したときには、その都度更新していきたいと思います。
※ 使用している機材はこちらです。
